web拍手 >>あの頃は笑い話だった、影をなくした男の話

暗転は三回 / クオーター起承転結

劇場型球技

デウス・エクス・マキナは登壇させるな

現代版デルフォイの神託

果たして誰がマクベスだったのか

シンパシーの在処

愛されすぎだね　愛されすぎたね

凶器はドラマツルギー

欠けた影 / 駆けた影 / 懸けた影



それでも影はカタルシスを希求する



 

web拍手 >>Vanishing / きみと見た遙けき境界

プシュケーはカゲロウとだけ戯れる

融けない雪の日にきみは眠りについて

接続・トライ・暗転・エラー

Death is nowhere

果てないナンセンスコドン

みんな青い鳥を探しに行ったまま

オズは何を与えてくれたか


新世界系少年少女の箱庭

 

web拍手 >>そう、あなたは愛に落ちるべき。

現代の銀河鉄道は東高円寺行き

運命は歪な円を描いて（たとえば桃のような、あるいは林檎のような形で）

今度こそ私を愛してくれたひとを愛せるように

女神が御座す理不尽な空を見上げていた

引力に恋したリンゴの末路をご存知？

運命の至る場所にきみはもう来られない

愛も恋も超越して家族になるの

いいえ、ちゃんと悪い魔法使いの言うとおりにしました

運命は愛を前にかくも無力でしてよ


そして花嫁は意地悪な魔女によって、ペンギンの姿に変えられてしまいましたとさ



→　Next Station →



Don't change trains ！

↓　↑

運命を乗り換える力を！



→ Next Station →



僕たちはきっと何者にもなれない。
それ以上でもそれ以下でもなく、僕たち自身でしかありえないのだから。




 

web拍手 >>ともに泣き、ともに笑うということ

昨年末から掲載していた御題は「夏目友人帳」のイメージ御題でしたので、サイト内の版権御題「灯ときみの名」の方へ収納させていただきました。冬眠期間だったこともあって、随分長い間拍手を飾っていてくれました。

時期的にアニメ４期おめでとう！のつもりだったのですが、３期も４期もまともに拝見していないので残念でなりません。見ている余裕がなかったのはもちろんですが、アニメの夏目は、わぁ動いてる！しゃべってる！ってなってこそばゆい感じがして仕方ないのです。何故に？　兎にも角にも、アニメの改変具合が、文句なしに良い作品だと思います。

在原の中での夏目のイメージは、「走っている」でした。逃げるために走ることの多かった彼が、大切なもののために走るようになって、届かないものや叶わないものに出逢いながら、それでも抱えて、時には分かち合い支え合って、走っていく。そんな彼の姿は、ほのかに眩しい。

web拍手 >>これは、第七の惨劇

童話はいつだって《幸福なる結末》に至るとは限らない

愛の虚構

修道女の道

罪業の色は朱

姫の嫉妬を彩る林檎

異土と井戸と衝動と男の話

姫の傲慢を飾る薔薇

罪悪の色は緋

或息女の光

恋の童話

童話はいつだって《救済なき終焉》に至るとは限らない

web拍手 >>あの頃、何者でもなかった僕たちは

それは夢見る回転木馬

１１次元にあるリンゴ

カムパネルラとジョバンニに纏わるエトセトラ

あの日の奇跡と、その代償

いたって真面目なストーキング

夕焼けだけが憂鬱な色をしていた

運命を揺さぶるのさ

桃花源に辿り着くまで

飛べない鳥は、ただのペンギン


終末理論は華麗に一礼した